テーマ
ネガティブ思考をポジティブ思考に
今回のテーマで書かれている事を実践出来るようになると、前向きになり自分が抱えている問題や課題を乗り越えやすくなります。時々落ち込む方は下記ご覧頂き是非実践してみてくださいね。
ポジティブ思考、ネガティブ思考とは
「そんなこと知ってるし・・・」と言われるかもしれませんがまずは事例を出して説明してみますね。
簡単に言えば、ポジティブ思考とは物事を前向き(プラス)に考えること
ネガティブ思考とは物事を後ろ向き(マイナス)に考えることを言います。
たとえば、怪我をして3日間学校を休んでしまったという1つの現象を
ポジティブに考える人は
「普段だったら読む機会がなかった本を読む事が出来る」「自分の苦手科目の復習にたっぷりと時間が取れる」
とその現象を前向きに考える事が出来、それほど落ち込みません
ところがネガティブ思考の方は、
「学校の勉強が友達より遅れてしまう、どうしよう」「部活動が出来なくなってしまう、困ったな~」というマイナス面ばかりを考えてしまいます。
その為気持ちが落ち込んでしまい元気も出ません。
起こった現象は1つですが、考え方よって気分が落ち込んだり前向きになれたりするものです。
ですからこのように考えると良いかもしれません。
↓ ↓ ↓
物事には全て2面性があり、良い事と悪い事を併せ持っているという事を・・・。
☆陰陽論(いんようろん又はおんようろん)
大人の世界では、この事をよく陰陽論に例えます。物体にある方向から陽を当てると必ず影が出来ますよね。明るく見える場所もあり1つの現象に2面性がある事が分ります。
明るい光が当たっている部分はポジティブな現象。
暗い影が出来ている部分はネガティブな現象と考えてもらうと分かりやすいかな?
私達は、何か自分に都合の悪い事態に遭遇すると、どうしても影の部分ばかりに視点が向いてしまいます。その為「困った」「不便だ」「どうしよう」というマイナスの言葉ばかりが頭を支配しネガティブな思考になりがちです。
とつぜんどん底に落とされるような事態に遭遇してしまった場合は仕方がない事だと思います。しかし、そればかりが頭の中を支配してしまうと落ち込んだ気分からなかなか立ち直れず前向きになれません。
前向きになれないという事は、普段の自分に戻るのが遅くなるという事なので、時間を無駄に浪費する事になるわけです。何かもったいないですよね。
どうせなら、早く立ち直り時間を有効に使いたいものです。
☆光の当たっている部分を見つけるには
では、どうしたら光の部分を見つけ出す事が出来るのでしょうか?1つの方法として自分の身の回りの不運な出来事の分析をする癖をつける事です。
ちょっと分りにくいかもしれませんので、事例を出してみますね。
たとえば、最近起こった大きな出来事で言うと「新型コロナウイルスの大流行」です。初めてと言っても過言ではない体験なので、世界的にも大きな影響を受けています。
飲食店や観光業に限らず人の動きが制限されてしまったので、多くの方が困ってしまいました。学生さんも運動会や修学旅行が中止になり、影響を受け続けています。
さて、この現象を大きな影と
考えてみましょう。
新型コロナはとても大きな影を作りましたが、影が出来るという事は光が当たっている部分があるという事なので、自分では気が付かないところで逆の現象が起きていると考える事が出来ます。
あなたの周りでは
どんな光の部分を見つけ出す事が出来るでしょうか。
少し考えてみて下さい・・・・・・・。
何か思い浮かびましたか?
人と会いにくくなったことで
何か変化が起きた事はありませんか?
たとえば、リモートで友達と直接会わなくても会話できるようになりませんでしたか?家にいる時間が長くなって家族と本音の会話が増えませんでしたか?
困った時にどんな解決方法があるのかという事を考える時間が増えませんでしたか?
その結果何か良い事は
起きていませんでしょうか?
このような事は意識しないとなかなか気が付きません。なぜかというと、どうしても最初に影の部分ばかりが頭の中を支配してしまうからです。
おじさんの場合は、ZOOM(リモートで遠方の方と連絡を取り合う)を覚えたおかげで今まで直接会った事がなかった仲間との絆作りが出来るようになりました。
これは今でも大きな財産となっています。
関連した良い事と言いますと、今までは仲間と直接会うには時間と交通費がかかりましたが、その時間と経費が掛からなくなった事も光の部分と言えるのかもしれません。
このように意識して光の差している部分を探すと、必ず何か見つけ出す事が出来ます。
見つける事が出来れば、影の部分も薄くなり前向きになる事が出来ます。
まとめ
物事には全て2面性があり、見る角度によって光の部分と影の部分があるという事を覚えておきましょう。光の部分を見つけ出すには普段から身の回りの不(不運、
不便、不安、不自由等)の出来事を分析する癖をつけておく事です。
急に出来るわけではないと思いますが
日々の訓練で徐々に出来るようになってきます。
無意識に出来るようになれば
少しくらいの不の出来事でしたら
簡単に乗り越えられるはず。
是非試してみて下さいね。
学生服のアリタより