学校では学問を学ぶことはもちろんですが
集団生活、友達作り、道徳、体作り等色々な事を
学ぶことが出来ます。

しかし、学べない事もありますので、
このブログでは、意外と気が付かないところも
綴っていきたいと思っています。

今回のブログでは、欠点と失敗について
深掘りしてみたいと思いますので
良かったら最後までご覧くださいね。


自分も含めてなのですが
私たちは、誰しもが自分の事を100点満点とは
思っていません。

どこかに欠点があり、短所もあると思っています。
そこがコンプレックスになっている方も多いはず。

克服できれば、それはそれで素晴らしい事です。

たとえば、人付き合いが苦手な方。
あるいは、赤面症の方

それが自分の欠点だと思い込み、一生懸命
克服しようとして頑張ったとします。

しかし、頑張れば頑張るほど苦痛になり
一向に克服することが出来ないで困っている方も
多いと思います。

そんな方は、このように考えてみてはどうでしょうか?

欠点を克服するために、多大な時間を費やしても
たぶん、普通の人と同じ程度のレベルになれるだけ。

それよりも、自分の長所を伸ばす為に
おなじ時間をかければ、その分野でスペシャリストに
なれるかも知れません。

その方が自分に自信を持てるようになると
思いませんが?

一つ面白い事例があるので紹介してみます。


Kさんはリクルートの営業マン。
声が小さく、赤面症。社会に出ても
コンプレックスの為になかなかお客様との交渉に
自信が持てませんでした。

その為営業成績は常に最下位。そんな状態が
半年ほど続いたそうです。

人と話すことが苦手なために、説明もたどたどしく
自信が持てませんでした。

その為、自分の性格を恨みました。
実は、この方実在の人物で私の知り合いです。

しかし、Kさんは、考え方を変えることで
営業成績が、日本一になってしまいました。

一番の原因は、欠点だと思っていた自分の性格が
お客様から信頼される最大の武器にになっていたと
いう事に気が付いたからです。

今までは、営業マンは
・元気で明るい性格の方が向いている
・しゃべるのが上手な方が向いている
・声の大きい方が向いている
・笑顔の素敵な方が向いている

このように考えていたのですが
実は、この全てを引っ提げてお客様に
接している営業マンは、トップ営業には
いなかったことに気付くのです。

考えてみると、明るく、元気で、声が大きく
ニコニコして接してくる営業マンが突然
目の前に現れたら、見込み客は構えてしまい
売り込まれるのではないかと壁を作ります。

反対に、おどおどしていても、まじめそうで
誠実に、謙虚に接してくる営業マンは売り込まれる
素振りがないので、それほど壁は高くなりません。

意外とトップセールスの方は
Kさんが思っていたような接し方をしていなかったのに
気が付いたのです。

その事に気が付いたKさんは、これなら自分の性格でも
売ることが出来ると自信を持ち、今までの無理やり
作っていた笑顔をやめ、素の自分を出して営業するように
しました。

するとお客様から徐々に信用されるようになり
めきめき業績が上がるようになり、気が付くと
全国一位のトップセールスマンとなったのです。

自分が欠点だと思っていたことが
最大の武器になったことに気付いたKさんは
この事を世に広めようと、今では営業成績が
上がらない人を対象にした、コンサルタントになっています。

そして、出版した本が今では30冊以上。
大企業からのセミナー依頼や、コンサルも
頼まれるようになりました。

欠点とは
自分自身が勝手に作り出しているものなのですね。

欠点ではなく、個性だと思えば、気が楽になりそうですね。
参考になれば幸いです。(*^。^*)

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