実は短所や欠点も視点を変えると長所や強みになる場合があります。それ以上に長所を伸ばすと社会に出てからとても有利になるという話です。良かったらご覧くださいね。

そもそも欠点や短所って何?

誰でも自分は完璧だと思っている方はいないと思います。もしいたとしたら架空の人物スーパーマンですよね。(笑)

多くの方は自分の欠点や短所というものを自覚しています。もちろん私も色々と自覚しています。あり過ぎるくらいです。

では、欠点や短所ってそもそも何だと思いますか?たぶん人よりも劣っていると勝手に自分が感じている事ではないかと思うのです。

欠点や短所の事例と考え方

たとえば背が低い(高い)事を気にしている方。

誰と比較しているのでしょう?日本人の平均身長?アメリカ人の平均身長?友達と?比較する対象が違えば見方が全く変わるのにね・・・。

「それから・・・そうですね~。」積極性がないとか、人前で話すのが苦手。と思っている方もいると思います。このように感じている人も、誰かと比較するから短所や欠点だと感じてしまうのではないでしょうか。

積極的とは物事を自ら進んで取り組むさまを言いますので、積極性のある方は、はたから見ると目立つのですよね。先生の質問にすすんで手を上げる生徒がよい例ですかね。

私も、どちらかというと積極的ではなく消極的な子供でした。

すすんで先生の質問に手を上げる子ではなく、通信簿の「積極性」という欄はいつもBとかCというハンコが押されていました。今考えると何でこんな評価があったのだろうと思っています。

それから人前で話すのが苦手という方も、それで自分の人生に大きなマイナスがなければ全然気にする事はありません。もちろん、人前で話す事で何かを得たいとか、自分の将来にプラスになるという目標があるのだとしたら、克服する努力は必要かもしれません。

持久走が苦手、水泳が苦手、英語が苦手、人にはそれぞれ苦手な項目があります。ちなみに私は「古典や社会」が苦手でした。でも、体育全般や数学は得意だったので特に苦手な項目は気にしていませんでした。

苦手な事を克服する努力はとても大切だと思います。平均より劣っているのは気になりますからね。

では、苦手という定義を深掘りしてみましょう。

苦手とは、周りの人と比べた場合、大きく劣っていると感じている分野ですよね。気にしなければ良いのですが、肩身が狭いので気にしちゃうのだと思います。

たとえばクラスの英語の平均点が60点で自分はいつも30点前後しか取れないとします。平均点を見るとそこに近づきたいと努力するわけです。それ自体は良い事です。

しかし、少しくらい努力をしても平均になるか平均より少し上になるかというレベルだと思います。普通になると言い換えることも出来ます。そこが目標でしたらその努力を否定するわけではありません。大学を目指しているのであれば最低限の点数を取る事は必要ですしね。

でも、でも、その努力するある程度の時間を、得意科目に使ったとしたらどんな結果が待ち受けているのでしょう?得意科目は人より優れた結果を出す事が出来るので苦手意識はなく、どちらかといえば楽しくできる科目ですよね。

たとえて言えば、自分の好きなゲームを想像してみて下さい。時には時間を忘れてのめり込み夢中になってしまいませんか?

その結果、知らず知らずのうちに誰にも負けないくらいゲームの達人になってしまう場合もあります。けっしてゲームに夢中になってくださいと言っているわけではないので勘違いのないように読み進めて下さいね。

これをスペシャリストというのですが、そこまで上り詰めると、さまざまなメリットが待ち受けています。

○まわりから一目置かれるようになります。

○教えてほしいと言ってくる方が出てきて人気者になれます。

○達人になると、メディアが注目して取材され、テレビや新聞で紹介されます。

○ひょっとしたら仕事に結び付きお金儲けになるかもしれません。

このように、普通になる努力をするよりもスペシャリストになる努力をした方が色々なメリットがあると思いませんか?

大人の世界では、特にスペシャリストが優遇されます。何かに特化している人は、引っ張りだこになるという意味です。

○○は苦手だけど○○だったら誰にも負けないという得意分野を作った方が将来何かと役に立ちますので、そんな考え方もありますよという事を頭の片隅に入れておいてくださいね。

しかし、中途半端ではいけません。とび抜けてしまう、誰にも真似が出来ないほど尖(とん)がる。そこまで努力できるのでしたら是非挑戦してみましょう。

今回の内容はいかがでしたか? 参考になれば幸いです。

 

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