★お金の価値教育について
突然ですが、あなたは学校でお金に関する教育を
受けたことがありましたでしょうか?
残念ながら私には記憶がありません。
その為お金の有効な使い方は、私を含め
多くの方が分かっていないような気がします。
お金に対する
メンタルブロックがあるからかもしれません。
今回のブログでは、子供さんに対する
貨幣価値の教育の一面もあるので
良かったら最後までご覧くださいね。
まずは、世界の1世帯当たりの貯蓄率が
どうなっているのかという事を見てみましょう。
日本は世界で第4位だそうです。
第一位がアメリカですが
日本も貯蓄大国と言えそうです。
これは子供の頃から貯蓄教育をされて
きたからではないかと思います。
その為私達は、何かというと
「貯蓄」という側面に頭が行きがちです。
いざという時に貯金は大きな味方になって
くれるのである意味悪い事ではありません。
しかし、本当にそれで良いのでしょうか?
いざという時が、5年後10年後になって
しまった時に貨幣価値は・・・・。
たとえば
子供はお正月にお年玉をもらう習慣がありますが
親から「貯金しておきなさい」と言われたとします。
子供はほしいものがいっぱいあるにもかかわらず
もらった千円を貯金に回しました。
そして、10年経ち高校生になりました。
その時は、ほしいものが変わって千円ではとても
購入できなかったとしたら、その千円の価値は
下がってしまった事になります。
別の言い方をすれば、ほしいものが変わって
しまっているので自分の欲求を、貯蓄した千円では
満たせなくなったという意味です。
そして物価が10年で1.5倍になったとしたら
貨幣価値はその分下がった事になります。
預金利息がそれなりに付けば問題ありません。
しかしほとんど利息が付かない現代では
貯蓄で5年後10年後同じように
自分の困りごと解決や欲求を満たすことに
使おうとしたら1.5倍のお金が掛かって
しまうという事になります。
それにお金は貯蓄しても価値は産みません。
自分の欲求を満たす、又は困りごとを解決するような
物やサービスと交換する事によってのみ
初めて価値が産まれます。
だから子供の頃から「貯金」という事に偏った
教育はどうなんだろうと思ってしまいます。
今回のコロナ騒動でも似たような現象が起きました。
普段からマスクの備蓄をしていた方は品不足の時に
マスクを高く購入する事はなかったのですが
多くの方がマスクを必要とした一時期は
マスクに限って言えば、貨幣価値が8分の一くらいに
下がってしまいました。
マスクが普段の
8倍前後になってしまったという意味です。
このように貨幣価値は時と共に変動するという事を
子供の頃から教えておく必要があるのではと
感じた出来事です。
今回は貨幣価値を教育という側面で
書かせて頂きました。
最後までご覧頂きありがとうございます。