本日は、前半が子供の起こし方を変えたらお互い
(親子双方)ストレスがなくなったという情報です。
「子供さんが朝なかなか起きない」
とお困りの方は前半部分だけでも
ご覧頂き参考にしてみて下さい。
この考え方を商売に結び付けたら
学生服の予約を沢山頂く事が出来た
という事例を後半に載せてあります。
後半は、商売をやっている方が見て頂くと
参考になるかもしれません。
では、はじまり はじまり~。(*^。^*)
★「遅刻しちゃうぞ~~」
この話は
私の長女が小学校の時の話です。
親が生真面目と言う事も
あったのだと思いますが
子供の教育に対しては
最低限の事をさせるというのが
私達夫婦の教育方針でした。
最低限とは
★人に迷惑をかけない
★宿題はやる
★遅刻はしない等々です。
ま~あたり前の事ですが
子供はまだ人生経験が浅いので
この当たり前のこと自体理解できない
時期があるものです。
その中の1つ
我が家でも長女が
「朝なかなか起きれない」という現象が何日か
続いたことがありました。
当たり前のように親は遅刻させないように
起こすのですが、その方法は
「起きないと遅刻しちゃうぞ~」
という起こし方をしていました。
ある程度余裕を持って起こしていたのですが
この方法ではギリギリまで寝ているので
親はストレスが溜まり最後には
布団を剥がして起こすようになっていました。
こうなると子供もストレスが溜まり
親子ともどもストレス地獄です。
たぶんその時の子供は
さわやかな目覚めではなかったと思います。
親もプンプンしているので
冷静ではいられません。
そこで何とか親子でストレス
が溜まらないような起こし方は
ないものかと試してみたのが
下記の方法です。
★「これって知ってる?」
一般的な子供は
勉強はそれほど好きではないと思うのですが
ゲームは大好きな子が多いものです。
私の長女もその頃好きなゲームがあり
よくそのゲームで遊んでいました。
親の私もある程度そのゲームを
やった事があったのですが
子供には到底かないません。
夢中になる時間が圧倒的に違うので
子供はあっという間に攻略法とか
覚えてしまうのです。
そこで、子供を起こす方法に
ゲームの後略法を質問するという
やり方を試してみました。
こんな感じです。
「○○がやっているゲームだけど
●●の攻略法が分らなくて困っているので
ちょっと教えてほしいんだけど・・・。」
と尋ねてみました。
すると最初は寝ぼけていたのですが
自分の好きな話題を話しかけられた娘は
起こすのを目的とした会話ではないので
すぐに答えてくれたのです。
この方法は娘にとっては全くストレスの
ない方法なので抜群の効果がありました。
目覚めが良くストレスなく起きてくれたのです。
もちろん親も怒って起こすわけではないので
ストレスがありません。
昔話の、北風と太陽の話に
似ているんじゃないかと思いました。(笑)
何事も無理やりというのは良くありませんね。
お互い嫌な思いをしない方法の1つとして
参考にして下さい。
ここからは後半の話になります。
今までの話と関連付けた商売に関する事
なので興味のある方だけご覧下さいね。
★お互いストレスのかからない説明会
私の商売はご存知のように
学生服の小売をやっているのですが
最初のハードルは
お客さまから「予約を頂く」事です。
その為には、お客さまへ正しい情報提供を
しなければいけません。
その1つの方法が学生服の説明会です。
今はほとんど店内で行っているのですが
以前は出張して集めて頂いた見込み客に
説明をしておりました。
商売の基本は
説明会等では相手の名前を聞いて
その後購入して頂く為のステップ(接触等)を
していく事と言われています。
ところがお客さまの立場で考えてみると
説明会に行く目的は
「学生服の客観情報」を聞く事。
そして分からない点があった場合には
質問して学生服選びに失敗しない知識を
付ける事です。
このように考えると
説明会に来てくれた方は、名前を教える事も
その後予測される売り込みも
自身の目的ではないはずと考えられます。
つまり
ストレスに感じるのではないかと思いました。
そこで
・名前を聞かない
・予約を取らない
・売り込みもしない
この3点を行ってみる事にしました。
説明会は質問に答える時間も入れて
約1時間でした。
終わった後に私が発した言葉は
「もし今後分らない点があったら
いつでもお電話くださいね」です。
その後帰り支度を始めました。
すると参加者の中の1人が
「今予約をするとしたら
どうしたら良いのですか?」
と言ってきてくれました。
そこで私はこのように言いました。
今回の説明会の目的は
予約を頂く事ではなく
学生服の正しい情報をお伝えする事です。
じっくりと検討して後日でも構いませんよ!
すると、この方は決断したようで
「今予約をお願いします」
と言って頂けました。
私は予約を頂くための用紙を
持っていなかったので
メモ用紙に
その方の住所や名前、電話番号を書いて頂き、
予約を受け付けさせていただきました。
するとどうでしょう。
次から次に、私も私もと
「予約をしてほしい」と言ってきてくれたのです。
最終的には
出席者全員12名の予約を頂く事が出来ました。
たまたまかもしれませんが
説明会が終わった後に
半強制的に名前を書いて頂いたり
売り込みをしていたらこのような結果には
なっていなかったと思います。
見込み客に対して
ストレスを与えなかったからこそ
フレンドリーに話が出来
結果ストレスフリーの状態が生れ
良い結果になったのだと推測します。
お客さまが何を望んでいるのか
その望みどおりの事を
販売する立場の人間は行っているのか?
ここを考えてみると
意外と共感できない事を行っている事が分ります。
自分自身に置き換えて考えてみると
意外と「やっちゃっているな~」
という事例があるものです。
私自身にも沢山ありました。
今はお客様視点で物事を考え
共感して頂けるような事を少しずつ
行えるようになってきましたので
以前に比べストレスが大幅に少なくなってきています。
どうせなら商売は楽しくやりたいですよね。
少しでも参考になれば幸いです。
最後までご覧いただき
本日の情報提供は
「がんばる人のお役にたち隊」会員の有田仁志 でした。
今回の情報が
お役に立ちそうだと思われた方は
是非是非シェアして頂けると嬉しいです。
学生服のアリタ 店主 有田仁志